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Channel: AKO-MOTORCYCLE
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でんき ~キックが戻らないRT1~

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ななななぁ~ななななぁ~今回も面白くもない記事ですいまめ~~ん。
ジョイマンアコモです。
年末でアクセス数が落ちる今のうちにささっと更新します。


ポイント接点を磨き直して組み付けます。


配線のグロメットがカチカチになっていたのでリプロ品に交換します。
こういうゴム部品は全くと言っていいほど純正では出ませんので、リプロしてくれてありがとうありがとうです。





パリッとして気持ちいいもんです。


さて、2種類のフライホイールがありますが、どちらもRTのものです。


何が違うかというと内側に秘密が


左側にはウエイト式のガバナーが付いていて始動から低回転では遅角し、回転数が上がるウエイトが遠心力で外側へ移動し、ポイントカムが回転、進角する仕組み。
(右は固定進角。DT1と共通)
低回転域でのギクシャクを抑える効果があります。

ちなみに、ポイントカムの位置(太さ)が違うので、ベースプレートは共通ではありません。
フライホイール単体の入替えは不可です。

今回はガバナー付きを採用します。



ガバナー付きのほうが172g重いです。

最近は部品重量を測る癖がついてしましました。。



変わりました。変わり者が変えました。 ~SRにインナーローター導入~

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 2017年から2018年に変わりました。


こちらも変わりました


さて、何が変わった


あ、こっち側でした。


インナーローターに変えました。
充電なしの点火オンリー


純正の電装はポイ


純正の電装品重量:4287グラム

インナーローターsetが1000グラムちょいだったので約3000グラムの軽量化

フラマグだけの比較だと、

ノーマル加工フラマグ:1956グラム
インナーローター:450グラム

マイナス1506グラム

この差はエンジンレスポンスに大きく影響し、ノーマルのダッ!ダッ!ダッ!というビッグシングルらしい鼓動感から、モトクロッサーのようなバァーッ!バァーッ!という回転上昇に。

コーナー立ち上がりで早くパワーバンドまで持っていける点でとても有効。

ただ、はずみ車であるフラマグがここまで軽くなると、コーナー直後のヒルクライムといった極低速でのトルク感が薄くなるのは致し方ないところ。

実走した感触では、もう少しウェイトを載せてあげた方が良い感じかなと。

といった具合に2018年もAKO-SRの改良を続けてみようと思います。


ま、ライダーアコモは全然成長しないんですけどね。
こちらも併せて頑張ろうと思います。。


ヨシムラさんとチラリズム ~AKO-SR~

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ヨシムラ ステージ1


エンジンを開けたついでに燃焼室のお掃除と
フィンにドリルド加工



下からのぞき込む助兵衛さんには見えるチラリズム



けっちんこわい  ~キックが戻らないRT1~

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組み上がったエンジンを車体に載せ、早速テスト走行へ。
2スト360ccの力強いトルク感を楽しみながら小一時間ほど走った後、休憩のために行きつけの珈琲屋さんで一服。
さぁ、再出発しようとキックアームを踏み込んだ時にヤツはやってきたのです。


強烈なケッチンをくらってしまいました。。


ケッチンとは・・
キックスタータを備えたバイクのキックレバーを踏み込んだ時、圧縮工程のシリンダーのピストンが反発することにより一時的にエンジンが逆回転することがあり、キックレバーが弾き返されて足が弾き返されたりふくらはぎを強打することを指す俗語。単気筒エンジンで起きやすく、・・・排気量の大きい単気筒エンジンなどでは反発力が強く、骨折する場合もある。(Wikipediaより抜粋)

あまりの足首の痛さにその場で立っていられず、うずくまってたら珈琲屋さんだけでなくお客さんまで大丈夫ですか!?と心配されてしまい、、
これはカッコ悪いゾ!と思い、アブラ汗流しながら足を引きずりRT1を押して逃げるように退散。


見事に腫れました。
折れてなくてよかった。。。


点火時期が早すぎたか?と確認するもピッタリあってるし。
色々と調査するも、特に問題もなく、、

単純に自分のキック力が無さすぎなだけかと思いながら、色々調べてると、RT1が発売された当時、この強烈なケッチンのために降りる人が多かったそう。
そこでヤマハは、ケッチン対策にデコンプを追加することに。


そう、このRTにも付いてました付いてました。


SRのような4ストはロッカーアームを押して排気バルブを開き、圧縮を抜きますが、吸排気バルブのない2ストは、デコンプ用バルブを直接シリンダーに設置し


このようにバルブを開けることで


シリンダーの小さな穴から排気ポートへ圧縮を抜いています。

デコンプってSR乗りには馴染みのある機構ですね。
キックする際に、レバーを引き、圧縮を抜いて上死点(キック蹴り始め位置)を探り易くするアレです。

と、いう風に使うものだと頭にあったので、デコンプは使わずにキックしていました。
上死点越えはデコンプ使わなくても2ストだと楽に出来ちゃうので。

しかし、そこが大きな間違い!

2ストのデコンプは蹴り始め位置出し用ではなく、デコンプを効かせたまま、圧縮を抜いたままキックし、キックアームを勢いよく踏み切るためにあるんです!!

最後まで踏み切ればラチェットが外れてギヤは空転し、ケッチンから逃れられるようになっています。
踏み切らずに途中で止めてしまうと、、ギヤが外れずにパチーーーンッ!!※1と激しいケッチンが。

※1 4ストのケッチンは重いハンマーで足の裏をドンっ!と突かれる感じですが、2ストは金属バットでフルスイングされるイメージ

ちゃんとしたデコンプの使い方をすると、かなりの確率でケッチンを回避することが出来るようになりました。
(でも、たまにあの恐怖からビビッてしまってまたケッチンを。。)

ケッチンこわいですねぇ。

そして今はケッチンを心配してくれる心優しい美女がこわいこわい※2
※2 落語『まんじゅうこわい』参照のこと




助兵衛 ~BSA ユニットシングル~

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BSA UNIT SINGLE のヘッドとシリンダー


ヘッドはNOS(New Old Stock)だって。
1960年代の部品なのに新品だって。
エロいね。


そんなヘッドとシリンダーのフィンの割れ目をくっ付けてだって。




組んだら見えないのに鋳肌も再現しておいたよ。
エロいね。


エロいね。

べちょべちょマスクにおちょぼ口 

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ケッチン大魔王RT1のキャブ
再始動前の分解点検で気付いたのです。


メインジェットが160番
標準は220番

明らかにこれでは空燃比が薄すぎ!おちょぼ口過ぎる!!
しかし、なぜこんなに小さな番手のメインジェットを入れていたのか。

後の試乗でわかりました。

220番では全く上が吹けません。
ガボガボとなり失火寸前。
空燃比が濃い症状が出ました。

原因を探っていると


このエアクリーナーエレメント

これを外して直キャブにすると、今までがウソのように吹ける吹ける!
そう、空気が吸えていなかったんです。


吸えない理由は、フィルターオイルの塗り過ぎ。
軽く摘まんで滴るようではダメ。

塗布後にウエスで包み、しっかり絞る。
絞っても出ないくらいの塗布量が適量です。

2ストは吸気負圧が大きくないので、特に吸気抵抗には敏感になります。
小排気量ではなおさらで、ほんのちょっとの塗り過ぎでエンジンがかからなくなってしまうこともあります。


どうやらフィルターも社外か自作のようでした。

汎用フィルターの中には2ストには不向きなものがありますので注意が必要です。
ちなみに、45年以上昔の車両ですが、ヤマハ純正のフィルターが手に入ります。

※エアクリーナーBOXがDT2、RT2系(吸気がリードバルブ式)のものに限ります。それ以前のDT1、RT1(ピストンバルブ式)は社外品のみ。


これは別件のRT2。
これも3000rpm以上が吹けないとのこと。
これも汎用フィルターが入っていました。


オイルが滴るほどではないのですが、やっぱり吸えないのです。


こちらも純正フィルターに交換するだけで気持ちよく吹けるようになりました。

貴方の車両、べちょべちょマスクで息苦しくなっていませか?



恥ずかしがらないで

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今回はもういっちょ別件のRT2


エグゾーストフランジの固定ボルトが中折れしてかくれんぼ。
恥ずかしがり屋さんですね。


ボルトの上に溶接でちょい足しして


はい、こんにちは~


変わりまして、こちらはヘッド内側(燃焼室側)


ここにも恥ずかしがり屋さんがいますね。
プラグの先端が引っ込んでます。


左が入っていたプラグBPR6HS
正しくは右のプラグB8ES(写真では熱価6番ですが8番が標準)
ネジ径は同じですが、ネジ長さ(リーチ)が違います。


燃焼室にカーボン過多と焼け型のプラグ。


空気吸えない→燃調リッチ→プラグかぶる(燃焼室にカーボン溜まる)→プラグを焼け型にした

っていうところかと。


これが正しい姿。

今回のようにネジ径が同じだからと、リーチ違いのプラグが入ってることが稀にあります。

しかし、標準よりもリーチが長ければプラグ先端がピストンに衝突してしまうこともありますし、
短ければ電極が奥まったところにはいってしまい、正しい火炎伝播は出来なくなり、異常燃焼の原因となることがあります。


ホームセンターでも買えるプラグ。
1本400円前後。

バイクの消耗品のなかでも最も安価な部品ですが、それはそれは大切な部品なのです。

品番など分らないことがあれば恥ずかしがらないで、お問合せフォームから遠慮なくどうぞ。

今日の運勢から今履いているパンツの色までお答えしま・・・





58.4+73.3=

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本日は体重測定します。


フロント重量 58.4kg


リア重量 73.3kg

ということなので車重は

58.4kg + 73.3kg = 131.7kg



あ! サイドスタンド付けたままだったから

131.7kg - 0.958kg = 130.715kg 

約130.7kg
※オイルあり、ガソリンは約4リットル


ノーマルSR400の車体重量(オイル、ガソリン有)が170kg

ガソリンがあと8L入り、比重が0.74(自動車用ガソリン比重 0.72~0.76)と仮定して

8L × 0.74 = 5.92kg

170kg - (130.7kg + 5.9kg)=33.4kg

マイナス33kg!

さあ、次はどこを削ろうかな。

お正月太りしたお腹か。。。


だめだ。。

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面白いタイトルが書けませんでした。

それは以下の内容がとてもマヂメな内容だからか、はたまた超マヂメなワタクシだからか。
いやそれとも黒糖きなこドーナッツを食べながら書いているので、汚れていない薬指一本でキーボードを打ってるからなのか。

まぁ、なんにせよ、今までが面白かったかというと、そうでも無いと思うし、どーでもいいんじゃないかとも思うのでRT2の話に移ります。


折れ込んだスタッドボルトを除去するためにシリンダーを外したので、ついでに内燃機の様子をみていきます。


ベースガスケットにこれでもか!ってくらいの液ガスケットが塗りつけられていました。
ちゃんと組み立てていればシリンダー下部からオイルは出てこない(というか2ストなのでそんなにオイル回していない)んですが。
前作業者はよっぽどの心配性だったのかもしれません。


ピストンも外して調査。


スタンダードサイズ。



大きな縦キズはありませんが


2ndリングのギャップは0.95mm(基準:0.3~0.5)とかなり摩耗しておりました。

ピストンクリアランスは0.156mm
摩耗限界の0.100mmをオーバーです。


コンロッド小端内径はとくに問題なさそう


ピストンピンは段付き摩耗していてNG 


小端の振れは1.55mmでちょい多め


大端サイドクリアランスは0.66mm
0.6mm以上は交換推奨

このRT2もなかなか部品が見つからない214品番のコンロッドなので、大端内径の摩耗が出てなければいいのですが。。。

以上から、ちょっとお疲れ気味な内燃機であることをオーナー様にお伝えし、相談した結果、エンジンフルオーバーホールを行うことになりました。

ということで、次回は腰下の調査です。


日々精進

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透視できるよう日々精進しております。

なんのためにって?

それは愚問です。

Pedale del freno

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TY125/175のブレーキペダル
上がノーマル
下がイタリア産


イタリアさんにすると踏み位置が下がる。
フートレストも下げて乗りやすくするキットだそうです。

バラバラの状態で来ちゃったので組み立ててと。


軸をノーマルペダルから切り出して圧入と抜け止めの溶接、
ペダル部分はノーマルと同じ感じに曲げて溶接して完成

どう見てもイタリアっぽくないので

モー

と書いておくことを強くお勧めします。

【追記】
イタリア産だと思ったらイギリス産でした。
アモーレなんて書かないこと強く強くお勧めします。
アレな人だと思われますので。

アイ ラヴ セーフティー 

VIVA ! The SR Times !!

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webから生まれた雑誌 The SR Times

この中の土系カスタム特集でAKO-SRを掲載して頂きました!
ありがとうございます!!!


ちなみに、この『The SR Times』 はweb限定販売なので書店には並んでいません!

下記リンクから購入してくださいね♪
(立ち読み派の方、残念!)




AKO-SR関連の記事はコチラ









1998年 SR400

●エンジン
カムシャフト:ヨシムラST1
ピストン:STD
シリンダー:STD
クランク:STD
デコンプレバー:ワンオフ 
ツインオイルライン:ワンオフ 
内圧コントロールバルブ

●吸排気
エキゾーストパイプ:ワンオフ アップタイプ
サイレンサー:AKOMCオリジナルインナーサイレンサー
キャブレター:AMALコンセントリック
エアクリーナー:BOXワンオフ、フィルター・AIR-TEC
その他:

●電装
ヘッドライト:5 3/4 APPLETON 
                    ワンオフ ラリータイプライトガード 
テールランプ:CEVレプリカ
ウインカー:キタコ ワレンズ

●フレーム
・エンジン直立マウント加工
・シートレールアップ加工
・リアサス角度変更

●外装
フューエルタンク:初期型 (底面、タンクキャップ加工)
フロントフェンダー:アルミフラットタイプ ワンオフ
リアフェンダー:アルミ
サイドカバー:ワンオフ
スキッドプレート:ワンオフ
シート:BATES(表皮のみ ベース、アンコはワンオフ)
ステップ:YZチタンワイドステップ

●足周り
フロントフォーク:MX360
三つ又:トップDT250、アンダーMX250
リアサスペンション:WORKS PERFORMANCE
スイングアーム:ノーマルショート加工
Fホイール:DID Hリム    (リム幅:1.6/径:21inch)
Rホイール:TAKASAGO Hリム(リム幅:2.15/径:18inch)
Fタイヤ:ダンロップ AT81  (サイズ 80/100-21 51M)
Rタイヤ:IRC VE33   (サイズ 110/100-18)

●ブレーキ
Fブレーキ:DT1
Rブレーキ:TT500
Rブレーキペダル:ワンオフ

●ハンドル周り
ハンドルバー:レンサル トライアルバー
ブレーキ、クラッチレバー:DT1
デコンプレバー:セロー225







ヤマハトレールの2ストオイルポンプ 細いの?太いの??

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'77 DT250M


のオイルポンプのオーバーホールのご依頼です。

オーナー曰く、全開近くで走行の後、燃焼がバラつき、信号待ちでエンジンストール。
抱きつきが発生したようで、その原因の一つとしてオイルポンプの不良ではないかということでした。


早速、送ってもらったポンプを分解していきますが、オーバーホールしなくてもいいのではないかというくらい内部は綺麗な状態でした。



おや?
なんだか違和感が。


右が送られてきたポンプのプランジャー
左が同じ250ccである’71 DT1Fのプランジャー


DT250Mのプランジャーは3.91mm


DT1Fのは5.43mm

コレだ!!!!!!

今までの経験上、プランジャー径4mmは、125cc以下のポンプ用で
250cc以上は、太い方の5.5mmプランジャーのはず!


このポンプは、ディストリビューター(シリンダー)が回転し、プランジャーがピストン運動することによりオイルをエンジンに吐出する。



ということは、プランジャー径の大小が吐出量に大きく関係しているということ。


しかし、プーリーは『1M1』の刻印あり。

推測するに、前オーナーが何かしらの原因でポンプ交換する際、125cc以下用のポンプに元々付いていたプーリーを移植したのではないかと。

4mmプランジャー仕様も5.5mmプランジャー仕様もポンプ本体は同じものなので、外観だけでは判断できないのです。

また、前オーナーは分離給油+混合給油で走っていたという情報からも解るように、入れ替えたポンプの給油量が絶対的に足りていなかったということでしょう。


と、報告したところで、

現オーナーが部品取りのエンジンを持っており、そのエンジンについているポンプをオーバーホールすることになりました。


『1M1』のポンプ


3.96mm

。。。。。(汗

あれれ?


念のため、こちらでも用意した『1M1』ポンプを、、


3.98mm

。。。。。(汗汗汗

さすがに3つ揃って入替え時に間違えたポンプとは考えられず。。

どうやら、私の推測が間違っていたようです。

経験上、250cc以上は5.5mmだったのですが。。。

うーん、、つづく、、


ヤマハトレールの2ストオイルポンプ 頑張って回してみる

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DT250Mのオイルポンプの続きです。


DT250Mのプランジャー径は4.0mmで、それ以前のモデルのDT1は5.5mm



このポンプは、シリンダーが回転し、そのシリンダーに付くカムにならってプランジャーがピストン運動することによりオイルを吐き出す構造になっている。



プランジャー1ストロークでの吐出量の差は、プランジャー径とカム山高さによって変わってきますが、


DT250MもDT1もカム山高さは同じ。
共に2.0mm


そのシリンダーを回転させているギヤも同じ。

ということで、ポンプ単体では、プランジャー径以外はすべて同じ仕様と判りました。


では、もう少し上流へさかのぼり考えてみます。

ポンプ内のシリンダーは、クランク軸上のプライマリーギヤからポンプドライブギヤ(30)、ウォームギア(26、23)を通じて回転させています。

このプライマリーギヤとポンプドライブギヤの歯数を数えてみると・・・


DT1:1.050に対して、DT250M:1.278と、増速させています。

プランジャー径が細く、1ストローク当りの吐出量が少ない分、シリンダーを速く回転させて吐出量を補う設計のようです。

もう少し、情報を追加してみると、


減速比(増速比)を加味しても、DT1に対して64%程度の吐出能力しかない。


オイル性能が向上したからなのか、はたまた、ただただDT1がオイル過多だったのか、、
とにかく、薄い混合比であることは確かなようです。

ふむぅぅ、、つづくー。


ヤマハトレールの2ストオイルポンプ 混合比を計算してみた

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前回でポンプの吐出量の比較ができました。

今回は、ガソリンとの混合比はどれぐらいなのかを計算してみました。

空気密度を1.165kg/m3(30℃)
体積効率を100%

と仮定して、エンジン回転数とボア×ストロークから吸気重量、そしてガソリン重量を算出、

さらにエンジン回転数からポンプ回転数、そして吐出オイル重量を算出して、それらから混合比を割り出すと・・・


プランジャーストローク≒スロットル開度とみてください。

混合仕様の場合は、20~50:1

ですから、分離給油では全体的に給油量が少なくなっていることが判ります。

特に、プランジャーストロークが小さい(スロットル開度が小さい)範囲では、375~580:1と非常にオイル量の少ない状態でかつ、グラフが立ち上がっていることから、急激に給油量が減っていることがわかります。

ということは、スロットル全開で走っていたところから、スパッとスロットルを閉じる動作をすると・・・

エンジン回転数が高いまま、極少給油状態へ。

こういったことから、いわゆる、2スト的な乗り方、例えば、コーナーではスロットル全閉でのエンブレで減速ではなく、スロットル開け気味でクラッチワークで対応したり、長い下り坂ではスロットル全閉にしない といったことが必要だと言われていることが理解できると思います。

ちょっと心配になってきた方は、混合分離併用が良いと思います。

特に急加減速が多いモトクロス等のスポーツライディングをする場合は、必ず併用もしくは、完全混合給油で!!
(当時のマニュアルにもしっかりと記述してあります。)


今後、減っても増えることのない旧車、考えて大事に乗りましょうよ!




3/31(土)は奈良県で走る!遊ぶ!! ビンテージモトクロス&フラットトラック練習会 下市

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一気に春になりましたね♪
バイクでお散歩が楽しい季節です。
そして、各地でVMXイベントも始まりだしましたよ!

アコモの2018年 1発目はコレ!!!
さぁ!みんな遊ぶぞ!!!


(以下、タイガーワークスさんより転記)



3/31土曜日 ビンテージモトクロス&フラットトラック練習会をウッズ下市様にて開催します





ビンテージモトクロスやフラットトラックの練習会となります。
貸し切りではありませんので他の利用者様に迷惑かからないように走行して下さい

場所 Woodsモータースポーツランド下市
   638-0045 奈良県 吉野郡下市町新住1991

時間 9:00スタートの16:00終了(会場にてタイガーワークスかグリードさんへお支払いください)

参加費 ¥3500

フラットトラックコース走行される方はリヤタイヤをフラットトラック専用タイヤかそれに相当するタイヤに交換してきて下さい。プロテクター装備類は各自ご用意下さい。









祝50歳に新しい刺激を! DT1をCDI点火12Vバッテリーレスに!

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YAMAHA DT1
オフロードマニアを育てたDT1は、1968年発売開始だから50周年!

ヤマハらしい女性的なデザインで美しいし、とてもよく走るし、50年経っても刺激的なオートバイです。

そんなDT1に更なる刺激を与えましょう!!!


これは71年のDT1F(E)


点火および充電系は、6Vのマグネトーポイント点火
当時の定番中の定番です。
ポイント式はシンプルで壊れにくい構造ですが、ポイント面を磨く等の定期メンテナンスを必要とします。

そんなメンテナンス作業も旧車に乗る楽しみでもあるのですが、


ドイツからやってきた12VジェネレーターCDI点火キットと入れ替えます。
無接点方式となるので、メンテナンスフリーとなります。


ベースは車種ごとの専用設計なので無加工で取付け可能


CDIユニット内蔵のコイルは、汎用設定なのでアダプターを製作しノーマルと同じ位置に配置しました。


メインハーネスは、照明系と充電系の一部小変更で使えますが、


結構くたびれていたのと、レース使用時に保安部品を取り外しやすくする構成に変更するために新しく引き直ししています。


点火系はタンク内側に配置し、


レギュレーターはバッテリーボックスの中に。

また、このキットのレギュレーターにはコンデンサーが内蔵されているので、バッテリーレスでも灯火器類が使用できる優れもの。

180Wの十分な発電能力でライト常時ONで走行可能!

もう、バッテリー上がりでウインカーもストップランプも点かない!
からおさらばです♪



さて、実際にキットを装着し、走行した感想は、

・一発一発の点火が確実に行われている印象
・完全暖機後の始動性の向上

元々、点火充電に問題があった車両ではないですが、さらにカチっとした印象に変わりましたね。

特に完全暖機後の始動性の向上は、嬉しい限り!
今までは一度エンジンを止めると再始動が大変なときがあって、ガソリンスタンドに寄るのも億劫でしたから。



さぁて気になるお値段は、

キット価格:81,000円(税別)
※為替によって多少変動します。

DT1以外の対応車種、取付け工賃等のお問合せは、

右上のお問合せフォーム
または

までお気軽にお問い合わせください。

さぁ、貴方の愛車にも新しい刺激はいかがですか?



行ってきました!DIRT-CORE SESSIONS #1

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宣言通り、DIRT-CORE SESSIONS #1に参加してきました!


汗ばむほどの好天で気持ちよく汗を流してきました!


走行台数も多過ぎず、程よく


アップダウンのある走りごたえのあるコースは


楽しくて楽しくて


気がつけば


10時前から走行開始し、


お昼休みの1時間を除いて


走行終了の16時まで


水分補給の小休憩した以外


ずーーーーーっと


グルグル走り回ってました。


なんとトータルで5時間近くも走り回ったようです。


写真とキャプションが


全くリンクしていないことには


あまり気にしないでくださいな


とにかく


楽しかったんです!


モトクロスコースの横には


エンデューロコースもあって


こっちも笑っちゃうくらい楽しかった!

DIRT-CORE SESSIONS

また行きます!!
ありがとうございました!!!




リベンジ! チキチキVMX猛レース14

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