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Channel: AKO-MOTORCYCLE
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ギヤ抜けする DT1F の修理 その4

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クランクが内燃機屋さんから帰ってきました。


段付き摩耗していたジャーナル軸もハードクローム肉盛りと研磨で新品以上です。


コンロッドの大小端内径とクランクピンは、WPC+ハイパーモリショットを施しました。
摺動抵抗の低減だけでなく、部品の疲労寿命を延ばすことができます。

詳しくは、エヌイーさんのHPをどうぞ



ギヤ抜けの原因を疑った各ギヤのドッグは特に致命的な摩耗はみられませんでした。
洗浄してスナップリングは新品に交換していきます。


シフターA
こちらも分解洗浄して確認します。


今回の黒幕、ストッパーカム
中古良品と交換します。


その相手のプレートストッパーも強く当りがついているので、こちらも中古良品と交換します。



フォークシフターは問題なし。続投しましょう。


シフターB
大きな問題はなさそうですが・・・
こちらはまた後で。


キックシャフト
問題なし。洗浄して再利用です。

さて、これでクランクケースの中身は揃いました。


ケースにベアリングを入れていきましょう。



ベアリングは圧入になるのですが、もちろん叩いて入れたりはよくありません。
ケースを温めてアルミと鉄の熱膨張率の差を利用すれば、スコっと簡単!
ケース、ベアリングをキズ付けず、キレイに真っ直ぐに嵌りますよ。


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